やまのいもは別名仏掌いも、ツクネイモ等と言われ、芋類の中でも独特の愛敬のある形をしており、古くから栽培されています。
スタミナ食品として昔から高い評価を受け各地から栽培や食用としての注文が多く、来客などの土産物としても喜ばれています。
徳地を縦貫する佐波川沿いの八坂、出雲地区にかけて約7000haの山はそのほとんどが赤松林です。
秋の味覚の王様「松茸」もこの地域一円の大きな特産物となっています。
徳地の椎茸は気候、風土、原木等自然条件に恵まれ、質・量ともに全国屈指の「山口椎茸」のなかでも特に優れており、その生産量も県下の一割以上に達しています。椎茸が健康・美容の点からも高価のあることは衆知のとおりであり、一般家庭の食生活に広く取り入れられているとともに、土産品としてもかっこうのものとして喜ばれています。
徳地における栗の生産量は年間約150トン前後で、その生産量は県下の約1割を占めており、味がよく粒ぞろいも良いので、大阪、広島、北九州の市場へと出荷されています。