佐波川の一部を締め切り、かつての柚野村の中心だった大原地区など、207戸と1,000余人が立ち退き、昭和31年に完成した人口湖で、水没地域の地名をとって、大原湖と命名したものであり、面積1.16㎢、有効貯水量2,400万㎥、堤高53m、堤頂長160mの多目的の重力式ダムである。
堰堤左岸一帯に大昔の火山活動によって生じた長者ヶ原が広がり、右岸には愛鳥林の森、上流の滑渓谷等附近一帯が県立自然公園に指定されている。湖中には鯉をはじめ、ワカサギ、フナ、ニジマス、ブルーギル等の淡水魚が放流され太公望達を楽しませている。
また、上流右岸には県道に沿って2000本ほどの桜が植えつけられ爛漫と咲き乱れる態はまさに壮観である。四季を通じて憩いの場となっている。
(徳地町史より)
大原湖畔の夜景
大原湖畔の桜
●中国自動車道 徳地I.Cより約20分
●山陽自動車道 防府西・防府東I.Cより約40分
●山口方面より車で約50分
●周南方面より車で約50分
●防府方面より車で約50分
●防長バス
堀営業所より八坂方面「佐波川ダム」下車(約20分)
HP:ふれあいパーク大原湖